野球人気の王様、巨人について

巨人、大鵬、卵焼きと言えば、1960年代の子どもたちの好きなものを羅列した流行語です。

巨人はプロ野球セントラルリーグの中心球団、読売ジャイアンツのことで、1965年から1973年まで、川上哲治監督が王、長嶋といった名選手を擁して、伝説のV9を達成しました。

その後も投手、江川、定岡、桑田、斉藤、槇原、打者では原、中畑、松井、高橋など、多くの人気選手を輩出しました。長嶋監督時代には、中日との10.8決戦など、記憶に残る優勝決定戦も行われました。

現在、高橋由伸が新監督に就任し、新しいジャイアンツとして生まれ変わろうとしています。昨年末にはジャイアンツ選手による野球賭博問題で球界全体が揺れましたが、野球人気回復に向け、ジャイアンツの活躍が期待されています。

昔のようにジャイアンツが常勝軍団である必要はありませんが、各球団が切磋琢磨する中で、人気球団であるジャイアンツが存在感を示すことは、プロ野球界にとって欠かすことができないことは間違いありません。